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●「片田」の歴史的なうんちく
「茨城県の地名・日本歴史地名大系8(平凡社)」より
片田村
栗山村西南、西谷田川西岸の舌上台地に位置。
元和二年(1616年)に谷田部藩細川氏領となって廃藩置県におよび、「各村高簿」によれば、明治元年(1868年)の村高は231.5196石。
徳蔵院は真言宗豊山派。愛宕神社は祭神火遇突智命。10月24日を例祭日とし、天正(1573ー92)頃の創建と伝える。
鹿島神社は11月15日を例祭日とし、万治二年(1659年)正月の創建で除地
0.972石。
「茨城県地名大辞典(角川書店)」より
19世紀になり当地方の村落の荒廃は著しく、谷田部藩は尊徳仕法により復興を図った。天保9年には年貢早皆済者の褒美として、如蓮1、莚20、鉈3、鎌13が与えられた。
明治8年茨城県、同11年に筑波郡に所属。 明治22年より谷田部町の大字となる。
「便覧:つくば市の神社仏閣と文化財(滝田丕、桑畑朝海 共著)」より
片田 1980年 77世帯341人
愛宕神社 例祭10月24日 境内110坪 天正年間建立
鹿島神社 例祭11月15日 境内460坪 1895年払い下げ |
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