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●「古館」の歴史的なうんちく
「茨城県の地名・日本歴史地名大系8(平凡社)」より
古立村
飯田村の東、西谷田川西岸に位置。古くは古館新田村と称した。
「各村旧高簿」には古館村とあり、谷田部藩細川氏領で明治元年(1686年)の村高は141.079石。
鹿島神社は9月27日を例祭日とし、江戸時代の創建。
熊倉館跡があり、堀・土塁の遺構がみられる。約1.3ヘクタールに及ぶ区域で、南方の根崎の山林内には金糞山と称する金屎の出土地もあることから、中世の館跡として注目される。下妻多賀谷氏の侵攻で熊倉氏は敗走したという所伝があるが、熊倉氏については未詳。
「茨城県地名大辞典(角川書店)」より
天保6年尊徳仕法による村の復興が図れ、耕作放棄された荒蕪地の再開墾をした。
同9年年貢の早い皆済者に鎌4丁が与えられた。
明治8年茨城県、同11年筑波郡に所属、明治22年谷田部町の大字となる。
「便覧:つくば市の神社仏閣と文化財(滝田丕、桑畑朝海 共著)」より
1980年 37世帯156人
鹿島神社 例祭9月15日 境内98坪 |
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