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■真瀬鎌倉
（ませかまくら）
真瀬の集落を南北に貫く1本の道路があり、その直線部およそ500mの辺りを真瀬鎌倉（ませかまくら）と言います。地名の由来は、遠い昔、集落がつくられたときの有力者が、鎌倉（現神奈川）に縁りのある人物だったからとか。
言われてみると、見通しの良いまっすぐな街道の両側に商店や屋敷がきっちり並ぶ街のつくりは、鶴岡八幡宮からまっすぐ伸びる鎌倉の街並みを彷彿させるようです。この集落は、江戸のころ小規模ながら宿場町として賑わったそうです。
真瀬鎌倉を北へ歩いて行くと、昔の面影を残す大きな長屋門や石蔵、家屋敷に出会えます。
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■小径の散歩
「道路」から「小径（こみち）」へ入ってみるのは、散歩の楽しみ。
西側一帯はのどかな田んぼの風景です。東側には少し歩くと、小さな池があります。池に隣接する公園の桜の樹木が静かな水面に映りこみ、春はピンク色、夏は緑、秋には真赤な紅葉へと、四季折り折りの色彩を楽しませてくれます。
その池の隣には、水神様をまつる水神宮があります。
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